プリエの基本
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プリエの基本

03.20(金)
バレエ解説

プリエについて

プリエはバレエでは全ての基礎になる大事な動きです。バレエの5つのポジションで最初にレッスンされる動きで、膝を曲げる事をプリエといいます。
プリエ1番
プリエは膝の柔らかい曲げ伸ばしはもちろんですが、アキレス腱を十分に伸ばし、膝、アキレス腱を鍛える事が重要です。

デュミプリエでは 足の裏を床に平らに置き、アンドオールされた5つのポジションで、絶対にかかとを床から離さずに足の裏全体で床を押しながらアキレス腱を十分に伸ばし、膝を曲げていきます。股関節をアンドオール(外に開いて)にし、内腿を前側に引き出し、膝が立っている足の親指方向に開き、上体を上に引き上げながら膝を曲げます。
5番プリエ
おへそを目安に上体は上に下半身は床に上下に引き合います。
デュミプリエはジャンプなどの踏み込みに重要な動きです。アキレス腱を鍛える事はケガの防止にも繋がります。
グランプリエは深く膝を曲げますが、必ずデュミプリエを通り、さらにアキレス腱を伸ばし、かかとは深く膝を曲げてプリエのできる分だけ少し上がります。
1番グランプリエ
決してルルベ(爪先立ち)にならないように気を付けてください。上体はいつも引き上げておきます。背中が丸まったり、お尻がかかとに付かないように深く膝を曲げますが下にどどまらないよう、音楽をしっかり感じ、ゆっくりデュミプリエを通り膝を伸ばし元に戻します。
1番プリエ悪い例

2番ポジションでのグランプリエではかかとは上がりません。
2番プリエ
かかとを上げなくてもグランプリエができるポジションなのです。しっかりと床を押さえて十分に膝を開きます。
2番プリエ悪い例

どのポジションでも股関節をアンドオールにし内腿を前側に引き出す事を忘れずに膝を曲げます。

4番、5番ポジションでは、グランプリエの時に重要なポイントがあります。足のポジションが前後になるからです。前と後ろのプリエが同じタイミングで始まり同じタイミングでかかとを下ろします。
4番プリエ
4番グランプリエ
前と後ろのかかとの上がる角度が違う時には身体の重心が真ん中にあるか?確認します。1番ポジション、2番ポジションと同じく重心を真ん中にする事が重要です。
4番プリエ悪い例
とても大変かも知れませんが長くレッスンしていますと 自然に身に付きます。正しいプリエができているか?いないか?を見極めてください。
それが体幹に繋がり美しい踊りに繋がります。

おのずとそれがバーレッスンでの足首、膝のストレッチになり次のバットマンタンジュに繋がりバレエレッスンが続いていきます。
挑戦してみませんか?ステキに踊れる第一歩です。

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